世界が生活圏な時代に生まれた僕たち

こんばんは、よしかつです。

先日、前職での後輩が4日間シンガポールに遊びに来ました。

そんな彼は日本人ですが、日本からではなく、インドからやって来ました。

なので、最終日に空港まで見送りに行ったのですが、デリー行きのフライトで飛び立っていきました。

そんな姿を見て、

僕らは'世界'で生きてるんだなー


とふと感じました。


僕が小学生の時は、同学年が6人、全校生徒21人という小さなコミュニティが僕の世界の全てでした。

中学では同じ市の複数の小学校が集まり、一学年が200人になり、

高校では同じ県の人達が集まり、200数十人になり、

大学では同じ国の人達が集まり、数千人になり、

僕の周りの人達が増え、活動範囲も村→市→県→日本と、年々広がっていきました。

そして社会人になり、海外とやり取りをする仕事に就きました。

年数回の海外出張、年一回以上の海外旅行(節約旅行)をするようになり、海外が一気に身近な存在になりました。

荷物の量も国内を移動するのと殆ど変わりませんし、パスポートを持っているかいないかぐらいの差で、時々忘れ物をしていないか不安になるぐらいです。

それでも、日本が生活のベースで、友達も殆ど日本人という状況では、

'海外はあくまで海外'

といった感覚でした。

そんなこんなで、今年の9月にシンガポールへ移住したわけですが、接する人や触れる文化が全く違う中でも意外にすんなりと生活している自分がいます。

もちろん言葉の面で困ったり、文化の違いに戸惑ったりすることはありますが、その中でも自分の生活リズムを作って日々過ごしています。

たった1か月でも、これまでの'海外'が

自分の生活圏

に変わりました。

前出の彼はインドが生活圏ですし、僕のアメリカ人の義理の兄は日本が生活圏です。

勿論、どこ出身で、肌の色は何で、などといったアイデンティティは揺るぎません。

でも、生活圏は自分の選択でどうにでもなる時代に僕らは生きています。

折角こんな時代に生まれたのならば、世界を最大限広げてみて、その上で自分はどこでどんな生き方をしたいかを考えてみれば、より良い選択ができると僕は思っています。

海外移住したいけど、ちょっと不安だなーと躊躇している人は、思いっきって移住してみてください。一歩踏み出すと意外に一気に進めることがあります。

海外旅行したいけど、お金ないしなーと躊躇している人は、行ける範囲で思いっきって旅行してみてください。テレビやネットで見ているだけでは分からない世界を見つけられるはずです。

別に日本でずっと暮らすので何も問題ないという人でも、少しでもネットで世界のことを検索してみてください。自分が生きてる日本社会は日本だけで完結しないことだらけということに気づけるはずです。

こんな風に少しでも外に目を向けたら、きっと自分の世界が広がって、毎日が少し豊かなものになると思います。

僕もまだまだ世界を知らないので、もっともっと動き回って世界を見て、毎日を最高な日にしていきます!

それでは!





男子んがぽーる

日本とシンガポールのハーフ男子が30歳を目前に初めてシンガポールでの生活を開始。その日々を発信していきます!

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