シンガポール人との仕事観の違い

どうも、よしかつです。

今日20代のシンガポール人の部下と昼飯を一緒に食べている時に、

部下「この会社にはずっといようと思っていますか?」

僕「え、まだ入社して4日目だから、まずは会社のことを知ってからでないと何とも言えないなー」

部下「僕は5年を考えてます。今1年経ったので後4年ですね。」

お、シンガポールの特に若者の転職は非常に多いと話で聞いていましたが、まさに身近な所に現れました!

ただ、日本の一般的な企業の上司と部下の関係では、恐らく有り得ない会話かなと思います。

なぜかと言うと、上司が「辞める奴を育てても意味がない」「辞めること前提とかヤル気ないんじゃないか。査定下げようかな。」と思うのでは?と部下が考え、例え将来的に辞めようと思っていても、口に出さないからだと思います。

会社への忠誠心、終身雇用、そういった日本文化が作り上げた空気ですね。

高い忠誠心は会社により大きな利益をもたらすかもしれません。終身雇用は安定した生活を提供してくれます。

なので、良い点も多々あります。

でも、会社のために人は生きているわけではないので、自分が何をしたいのか、その会社でやりたいことができるのか、得たいスキルを得ることができるのか、そういったことを常に考えながら、もし同じ会社に残り続けるメリットがなければ、もしくは外により大きなメリットやチャンスがあるのならば、会社や職場を変えていけば良いと思います。

なので、先程の部下についても、今の仕事を精一杯高い質でやってくれれば高い評価をしますし、そうでなければ低い評価をするだけで、4年後に辞めるからどうこうってことはありません。

会社は人により成り立っていますが、誰かが抜けても他の誰かが引き継ぐことで、継続していくものなので、如何にそれを効率的に問題なくできるかの仕組みを考えて行くべきです。

僕自身は前職では非常に高い忠誠心があったと自負しています。それは仕事の内容だけでなく、同僚たちに恵まれていたからだと思います。

それでも、自分が考える将来像のためには会社を変える、国を変える必要があると思い、今日に至ってます。

最近日本では働き方改革が叫ばれていますが、ただ残業を減らすとかそれだけに留まらず、人生が充実するための仕事をやっていくことができるような社会になればいいなと思います。

と、自分の今後の働き方に迷いに迷っている最中での出来事でしたので書いてみました。

男子んがぽーる

日本とシンガポールのハーフ男子が30歳を目前に初めてシンガポールでの生活を開始。その日々を発信していきます!

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